2005-02-01 (火)
2005-01-31: 『くだんの件』横浜公演
『くだんの件』横浜公演にイッテキマシタ(2005-01-31)。
木曜日に見た時より、格段に良かった。
終演後ロビーでたばこを吸っていたら、「『かつおぶし』っていつXXXXXった?」「あれはXXXXXだよ」「うそ、違うよ暗転なかったじゃん」「じゃあいつXXXXXなの?」ってことになっていて、心の中で「アタシも初めて見た時そう思ったよ!」と相づち。
その後、名古屋から来たという女性と話していたら、どうやら十数年前に花鳥風月合唱隊でご一緒していたらしいことが発覚。
おやまあ。
その女性が、「どうして『2』の次が『2』か分かります?」と大興奮。
「みんなそういうことに気付かずに、ただ漠然とくっだらないおかしなことが繰り広げられてると思ってるんじゃないかと思うと、いてもたってもいられない!」と・笑。
いや、でも気付かなくていいと思う、というか頭は気付いてないかも知れないけど、頭じゃないところでは気付いてるというか、ほんとはちゃんと気付いてるんだけど「気付かなかった」なんてだまされてるのは自分の頭だけで、やっぱりちゃんと気付いてるわけで、だから見終わったあと「なんだかさっぱり分からなかったけど腑に落ちてる」っていう気持ちになるわけだし、そこがアタシにとっての天野演劇の醍醐味。
そういうキリッキリの演出が施されているのが、他にはない魅力。
そういうキリッキリの舞台を実現させている各種スタッフの力が魅力。
そのキリッキリに支えられた中での役者によるとぼけた演技が魅力。
しかし、やっぱり何度見てもこのラストシーンはにくい。
ラストシーンの前のラストシーンも好き。
公演は、本日2月2日火曜日まで。
見るべしよ。
→KUDAN Project(『くだんの件』詳細)
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