2005-01-31 (月)
ピーター・グリーナウェイの愉しみ
『英国式庭園殺人事件』から『ピーター・グリーナウェイの枕草子』までの8本の長編映画の感想。
加えて、短編『「垂直構造」のリメーク(VERTICAL FEATURES REMAKE)』と『Hを通り過ぎて(A WALK THROUGH H)』も。
ピーター・グリーナウェイの愉しみ
http://www.linkclub.or.jp/~kiri/r79.html
この『VERTICAL FEATURES REMAKE』、見たっけなあ。
タルス・ルーパーという鳥類学者がいて、その人が作ろうとした実験映画ってのがあったらしいのですが、それを「再生復興協会」という団体が残されたフィルムや資料からリメークする。
その過程を描いた映画作品。
…という体裁をとった虚構のドキュメント作品(タルス・ルーパー自体が虚構)。
リメークされた映画が終わると、映像が関係者のスナップに切り替わり、ナレーションが入って、新事実の発見やら、協会メンバーの意見などが紹介され、この作品は、そうした検討を経て、さらにリメークされたと告げられ、新たに製作されたバージョン2が放映される。その繰り返しが、バージョン4まである。
これも音楽はマイケル・ナイマンとのこと。
2005-01-31 (月) UP
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