こらない

2005-01-24 (月)

『A.I.』

いつだかにテレビで映画『A.I.』がやっていたのを録画してあったので見る。
未来、外見では人間と区別がつかないくらいのロボットが存在する時代に、大手ロボット会社から初めての「子どもロボット」がリリースされる。
自身の子どもが植物状態になったままという親がその子どもロボットと生活を始める。
そしてその子どもロボットにはロボット史上初となる「愛」がプログラミングされている。
でもって子どもロボットに慣れた頃、植物状態だったはずの我が子が回復(完全復帰)。
…という、かなり見る気の失せる設定は、見始めてから知りました。

そしてその後の展開に驚愕。
なんだろな、例えば学園モノだと思っていたドラマが途中から戦争モノになり、その後SFになって最後はラブストーリー、みたいななんだかめちゃくちゃな構成。
実際にはロボットものホームドラマのような、そのままSFのような、ファンタジーのような。
全然別の映画を3本見たような満腹感。
映画そのものよりも、どうしてこの映画がこんなことになってしまったのかに興味をひかれる作品でした。
ただやりたいことを詰め込んだ結果なのだろか。

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