2005-01-12 (水)
「課外授業ようこそ先輩」田島征三(絵本作家)
深夜、NHK「課外授業ようこそ先輩」のアンコール放送の田島征三さん(絵本作家)の回を見た。
「ようこそ先輩」は好きな番組で、やはりクリエイト系の人の時が面白い。
小学生も高学年ともなると、自分で何か作ったり表現したりというのは恥ずかしくなる。
その箍(たが)を外してやって自由にやらせることに成功すると、もうほんとにとんでもないものが出てきてたいそう面白い。
これ実は大人になってしまったアタシたちも一緒で、「恥ずかしい」の枠さえとっぱらうことができれば、自分自身も相当楽しいし、ちゃんととんでもないものが出てくる。
その枠をとっぱらうには、お膳立てやらなにやら必要になってしまっているけど。
初っ端、田島さんは生徒たちに「自由に描きなさい」と言い付けるのだけど、その際「紙に気付かれないように」と言っていて、子どもたちがキョトンとしてるのがおかしかった。
「この辺りに描くぞーというフリをしておいて、こっちに描く!」とかって怪しいおじさんになってたのだけど、つまり「紙に悟られないように」ってことだろう。
白いキャンパス(実際は包装紙の裏)を前に「自由に描け」なんて言われても大したものは出てこないのだけど、こうするとどんどんわけの分からない抽象画のようなものが出てくる。
そして今度はその落書きのような抽象画を使って、物語を作らせる。
うまい!
面白いワークショップだなあ。
この番組、一時休止してたと思うんだけど、また復活してるんかな。
週間録画予約しておかないと。
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