2004-11-15 (月)
森づくりワークショップ第8回「森の劇場づくり」
土・日は、森づくりワークショップ第8回で、第1回の時に木を伐採して伐り開いた広場に劇場を作った。
斜面を人力で削って平らな場所を作って、数mの巨木をロープで引っ張ってドーンと柱を立てた。
「斜面を人力で削って」なんて数文字で書けてしまうけど、山側の土を掘って谷側へ積んで、それが崩れていかないように石垣を作って直径数mの円形の「平らな場所」を作るってのは、それはもう途方もない作業。
別の参加者と計算したんだけど、1立方メートルの土をスコップで動かすのに、スコップ1杯10立方センチメートルとすると、1000回の往復が必要。
スコップ1杯10立方センチメートルというのが少なく感じるけど、石がまったくないとか草木の根っこがないとかすごくやわらかいとかの理想的な条件じゃない限り、それくらいなもの。
軍手して土を掘って、チェーンソーで邪魔な木を切り倒して、要らない木を焚き火で燃やして、きれいにしたいところの落ち葉を掃除して、前回自分たちで作った釜でご飯を炊いて、泥だらけになった靴を近くの清水で洗う。
ああ、なんて贅沢なのでしょう。
→ハローウッズ:森づくりワークショップ
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