2004-07-16 (金)
2004-07-15:『ゴールデン・ラッキー』、栗コーダー、松井誠
古本屋で『ゴールデン・ラッキー完全版 / 榎本俊二』の上・中・下、『ゴッドハンド / 能條純一』全4巻、『クレープを二度食えば / とり・みき』(ちくま文庫)を購入。
こういうお買い物はずっと我慢している(収納する場所がないから)のでたいへん久しぶり。
とりさんにお会いした際、「インターネット等でいろいろなサービスに登録する際、姓と名を別に入力しなくちゃいけないと、中黒の扱いに困るんだよ」と仰っていて、それ以来とりさんの名前を見る度にそのことを思い出す。
「つのだ☆ひろさんとかだって、姓:つのだ、名:ひろ、じゃなくて、“つのだ☆ひろ”だから、2つに分けられないと思うんだよ」
『クレープを二度食えば / とり・みき』には、デビューまでの生い立ちをまとめた自伝漫画のようなものが載っていて面白かった。
『ゴールデン・ラッキー』を読み返すのは久しぶり。
1990年前後の作品なんだなあ。
後半は読まずじまいだったので、今回初めて読む。
あまりに面白くてため息。
栗コーダーカルテット10周年記念ライブ(5days)、幕開け。
映像に残すのか、DVカメラが何台かセッティングされていた。
初日のゲストは知久さんで、その知久さんのゲストの形でさねよしさん。
ゲスト枠は20分だとどこかで見た気がするのだけど、実際は前半が栗コーダー、休憩を挟んで後半が栗コーダー+ゲストと、たっぷり。
栗コーダー+知久さんって、見るの初めてだっけなあ。
この組み合わせって、はまり過ぎというか、想像では素敵そうだけどやってみたらどうもその想像に届かないというか、合うようで合わない、合わないようで合う、みたい危惧のようなものがアタシの中には少しあったのだけど、いい方へ予想が外れた。
かなり自然に、普通に、素敵だった。
そして、最近また少し聴く機会が増えてきたさねよしさんと知久さんのデュオ。
耳にした時の鳥肌度はかなりのもの。
あの、ハモるっていうのは天性のものなのか、それとも事前にれんしうしての賜物なんだろか。
音楽のことはよく分からないのだけど、主旋律に対して、こう、ハモるにあたっての正解の音ってのがあるわけですよねきっと。
コードにした時の構成音とかそういうの?
とにかく、あるメロディの中で、この音に対してハモるならこの音かもしくはこの音、みたいなのって自動的に決まるんだと思う。
それがさねよしさんの場合、不正解の音でもキレイにハモってしまう、というイメージ。
イメージなのか実際にそうなのかよく分からないけど。
半音とか半々音(?)とか半半々音とか、そういうところで遊んでいるように見える。
終演後、かーこさんに「ダニ、大丈夫?」「本当にダニだったの?」「泥の中にダニがいたの?」と訊かれ、直後に近藤さんに「ダニ、大丈夫?」「本当にダニだったの?」「泥の中にダニがいたの?」と同じ質問を同じ順番で訊かれておかしかった。
年上だと思っていたみわぞうさんが実は同じ年だということが判明。
びつくり。
*松井誠&浅丘ルリ子、噂の2人で“究極のエロス”
記事→http://www.sanspo.com/geino/top/gt200407/gt2004071512.html
高校の頃、名古屋大曽根の鈴蘭南座でこの松井誠一座の芝居に通ってみていた。
いわゆる大衆演劇。
鈴蘭南座って昔はストリップ小屋だっけ。
とくかくそういう場所。
芝居が3幕あって、あと歌と踊りのレビューショウ。
座長の松井誠さんはたいそうキレイな女形で、早変わりをしたり、ふんどしで太鼓叩いたりと奮闘。
マイク片手にお客さんのいる桟敷へ降りてくると、会場を埋め尽くしたおばちゃんたちから帯や胸元にギュウギュウとお札がねじこまれ、さらにはお札をつなげたレイが首にかけられる。
初めて見た時はかなりのカルチャーショックで、クラスの同級生や担任の先生を誘って一緒に見に行ったりしてた。
懐かしや。
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