2004-05-26 (水)
2004-05-25:原マスミ+知久寿焼ライブ
原マスミ+知久寿焼ライブ@ザムザ阿佐ヶ谷へ。
実はザムザ阿佐ヶ谷は初めて。
こんなおかしな変則的な形をした建物だったのか。
地下へ降り会場へ入ると古い民家から持ってきたような古くて太い柱や梁(はり)。
ちょうど『骨董市で家を買う / 服部真澄』を読み終わったアタシにはタイムリーな物件(→コル:『骨董市で家を買う / 服部真澄』)。
客席の勾配も急で、ステージが見やすい(一番上は梁で見切れてしまうのと、熱が逃げないため暑いのが難点)。
鶴来正基のホームページ:かこかこDIARYの2000-11-08によると、
ライブも良かったけど建物も最高。『ラピュタ阿佐ヶ谷』の地下にあるこの劇場は東北地方から持ってきた日本家屋の廃材でできているのだそう。床なんぞは宮沢賢治ゆかりの建物らしいですよ、ここのスタッフの方に後からきいたところによると。
客席はひな壇状でステージをお客さんが見下ろす形(四谷のライブハウス『フォーバレー』を思い出した)。でもって床や壁が木なので音楽や拍手の響きがとてもいい、そこはかとなく懐かしい感じっていうか。設計に宮崎駿氏がかかわっていらっしゃるそう、納得。
とあった。
そうか、それでラピュタなのか。
もうひとつ、MovieWalker 映画館コラム支配人に聞きたい! 東京/ラピュタ阿佐ヶ谷に、支配人の才谷遼さんへのインタビューがありました。
19:00開演。
知久さんのソロ、休憩、原さんのソロと続き、第3部は2人のデュオ(合計3時間のライブでした)。
「以前やったのを除けば、今回が初」というこのデュオ、アタシは8年前(!)に大阪中津のミノヤホールで見たのですが、その時デュオでは原さんの曲しか演らなかったのですが、今回は原さんが知久さんの曲を歌ったりもしていました。
あと、ドナドナとか(途中、曲が変わっちゃうのですが・笑)。
(原マスミさんに関する掲示板にファンの方によるセットリストが投稿されていました)
原さんに対して知久さんがアドバイスをしたりするたび、
「知久も偉くなったなあ、ええ? 俺が若い頃はあがたさんに…」
「音楽の世界は縦社会だから、俺も昔は友部さんに…」
「俺がそんなことしようものなら、あがたさんに『ステージ10周走ってこい!』って怒鳴られて…」
と、実は体育会系なこの世界の厳しさについて語っていました(本気にしないでください)。
実を言えば、演奏の質としては完璧とは言い難かった今回のライブなのですが(もっとすごいのを期待している、という意味で)、けれど「このライブがいまいちだった」という感想を持つ人はいないのではないかと思います。
そういう、やっぱり大変に素敵なライブでした。
そもそもこのライブ、年1回くらいのペースで定例化していきたいとのこと。
次回が楽しみ。
会場で北冬書房の高野さんとご挨拶。
「北冬書房のウェブができたから見てよ」と仰っていたのだけど、これかな→万力のある家(北冬書房)。
どこにも公表されてないのでここには書かないけど、××さんが骨折した話を聞く。
ご本人はもとより、関係者その他もろもろ、心配。
終演後、片付けを手伝ったり手伝わなかったりしつつAさんとウェブサイトAの確認事項を確認、BさんとウェブサイトBの確認事項を確認、そしてCさんに音響機材に関する話を伺う。
Dさんに、Dさんの出演するというお芝居のチラシを貰い、いい時間になってしまったのでお先に失礼して帰宅。
帰宅後、ウェブサイトEの更新準備を行い、それからウェブサイトF関係の処理事項を進める。
なんかやけに重なってるな。
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