こらない

2004-05-14 (金)

2004-05-13:シベリア少女鉄道『天までとどけ』

tenmadetodoke.jpg木曜日。

早々に前売りが売り切れていたシベリア少女鉄道『天までとどけ』の当日券を狙って、会場の新宿シアタートップスへ。
開演10分前到着ながらも、良い席をゲット。

以下、直球ではないネタバレ、含む。
ビデオ上映(過去の作品をビデオで上映する企画があった)も含めれば、シベ少の過去の公演はすべて見たことになるのだけど、今回はじめて早々にオチが分かってしまった。
残念か残念じゃないかと言われたらそりゃあ「思いがけないオチ」の方がうれしいに決まっているのだけど、それでもやっぱり「ほんとにやる」ってのがうれしい。
シベリア少女鉄道って「ほんとにやるのがスゲエ!」のは確かにそうなのだけど、アタシはスゲエ!ってより、とにかくうれしい。

そのネタも含め、今回は全体的にかわいらしい印象。
「今回はかわいい」と書いて気づいたけど、そう思ったってことは前回までのやつ(のいくつか)は、もっと悪かったってことだ。
演劇とか芝居というものに対して(「これが演劇?」)とか、役者に対して(過酷な動きとかやっかいな台詞とか)とか、スタッフに対して(セットとか音響とか)とか、あるいは客に対してとかの悪にあふれてた・笑。
ただ見るだけでいい客としてのアタシは、「もっと“悪”を!」つまり「もっと過酷に!」と期待しているということになる。
こういう勝手な客の期待にどこまで応えていけるのかシベリア少女鉄道。
がんばってください。

『天までとどけ』は、2004年5月16日(日)までの公演。
詳細は、シベリア少女鉄道のホームページです。へ。
(次回公演は2004年10月30日〜11月9日@下北沢駅前劇場)

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