2004-04-08 (木)
2004-04-08:メールサーバ
自宅サーバではメールサーバの運用はしない予定だったのだけど、例えば掲示板のCGIなんかで書き込みを報せるメールを送信したりしてることに気付いた(あと、カウンタも1,000毎にメールで報せるようにしてたり、その他あやしい動きがあるとメールが発射されるようになってる)。
Mac OS X10.3にはPostfixというメールサーバソフトが最初っから入ってるらしいのだけど、こいつはもう使えるんだろか?
とりあえず、入っているのはPostfixだけどsendmail互換(互換という表現で合っているのか分からないのだけど)らしいので、適当なCGI配布サイトから「メール送信CGI」みたいなのをダウンロードしてきて、動かしてみた。
そういうところで配布されているもののsendmailのパスとは違って、OS X10.3の場合は、/usr/sbin/sendmailだったことを除けば、すんなり送信成功。
おぉっ、やった。
と、ニンマリしたのも束の間、送信されたはずのメールがちっとも届かない。
おっかしいなーと思って、コンソールでsystem.logというやつを見てみたら、
fatal: Cannot flush mail queue - mail system is down
だという。
そりゃそうか、起動した覚えなんかないもの。
メールサーバの設定なんて、なんだか大変そうなので、「レンタルサーバのsmtpを使えばいいんじゃんか」と思い、もともとアタシのCGIのスクリプトはsmtpサーバとお話ししてメールを送っていたので、localhostのところをsmtpサーバのドメインに変更。
でも、これもダメだった。
えー、自分でメールサーバたてるのー? やだー、と思いながらネットを検索。
Postfix EnablerというGUIなソフトがあることを知る。
→Postfix Enabler
このページを読むと、
Start up Postfix Enabler, and hit the Enable Postfix button (that's all).
とある。
「Postfix Enablerを起動して、Enable Postfixというボタンをクリック(それでおしまい)」
といったところ。
ええーー、それでいいのー。
やってみました。
無事、メールが送信されて、そして受信できました。
ひゃあ簡単。
ちなみに、実際にこのメールサーバをメールサーバとして運用する気はないので、ルータのポートをあけたり、ホストの設定をしたりといったことはせず。
追記:メールサーバ(SMTP/POP/IMAP)の設定も、本『Mac OS X v10.3 UNIX的徹底活用講座』でちゃんと説明してありました。これをみれば、設定自体は可能そう(うちでは設定する予定なし)。
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