2004-04-02 (金)
ITOプロジェクト公演『平太郎化物日記』
今年2004年7月に大阪と名古屋にて公演の、糸あやつり人形公演の情報とチラシ画像がアップされています。
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脚本/演出は、少年王者舘主宰の天野天街氏(チラシも)。
時は江戸中期の1749年7月、
三次の稲生家に化物騒動がもちあがる。
ひと月の間、連夜襲い来る途方もない妖怪たち。
ひとりで立ち向かったのは十六歳の平太郎であった
そして、その顛末は驚嘆をもって世に迎えられ・・・
平田篤胤が「稲生物怪禄」に
巌谷小波が「平太郎化物日記」に
稲垣足穂が「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」
「懐かしの七月」「化物コンクール」に
泉鏡花が「草迷宮」に
折口信夫が、水木しげるが、荒俣宏が、
京極夏彦が・・・
そして
2004年 7月!
天野天街が・・・!!
目次へ進むと、「ワタシノ自由ノ人形タチヘ」という天野さんの文章や、ミーティングの様子の写真などが掲載されています。
全てが全てそうである必要は当然ないのだけど、例えば映画だったら映画でしかできないものをやって欲しいし、生の芝居なら生の芝居でしかできないものを見たい。
紙芝居なら紙芝居でしかできないこと、四コマ漫画なら四コマ漫画でしかできないこと、そういう制約の中でどんなアイデアを出してくるか!ってのを期待しちゃう。
その点、天野さんはそういう枠組みがキツければキツい程燃えるタイプ、に思える。
糸あやつりという枠の中でどんなアイデアを出してくるのか、すんごい楽しみ。
っと、その前に6月に名古屋で、夕沈さんのダンス公演『アジサイ光線』(構成/演出:天野天街)だ。
こちらももちろん楽しみ。
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