2004-03-24 (水)
本『ガキ大将の森 / 崎野隆一郎』
- 小学館スクウェア〔2001-11〕1,200円
bk1→[bk1: 02093120:本『ガキ大将の森 / 崎野隆一郎』]
読了。
先日行ってきた「森づくりワークショップ」を企画したハローウッズのドン、崎野隆一郎氏の著。
やっぱりこのおっちゃん、面白い。
この本は、というかこの崎野というおっちゃんは、うさん臭さがない。
それはたぶん頭で考えて行動していないから。
たから矛盾がいっぱいで、自然を教えながら森を歩き、出てきた蛇の頭を踏みつぶして殺し、それを子どもに咎められてシドロモドロになったりする。
もうひとつのこの人の魅力は、この人の持っている美意識。
いろんな場所にいろんなものを作っているのだけど、どれもきちんと美しい。
で、面白い。
そしてそのそれぞれが、氷だったり木だったり砂だったりで、消えてなくなるものばかり。
前半は崎野さんによる書き下ろし、後半はサックス奏者というかミジンコ研究家の坂田明氏をはじめとする6人との対談を収録。
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