公演直前企画出演者所属団体紹介 1

野鳩

水谷圭一(劇作家・演出家・俳優) 所属団体

2001年阿佐ヶ谷の民家風劇場を中心にゆっくりと活動開始。読み切りマンガみたいなチープなストーリー、記号的でキャッチーな演技が得意。毎回、思春期中学生の恋愛や性や様々な欲望をすこしふしぎ(SF)にお届けする。毎日制服を着ていたあの頃の、甘酸っぱさや切なさが、訛りの効いた方言セリフに乗ってハートに「キュン」と響くような。お菓子に例えるならその懐かしさはまるでチェルシー。二十代後半の人達による大変フレッシュな劇団です。’04年に日本インターネット演劇大賞・最優秀新人公演を受賞。本拠地・東京。

公演直前企画出演者所属団体紹介 2

劇団ジャブジャブサーキット

荘加真美(俳優) 所属団体

1984年岐阜大学OBを中心に結成、翌年旗揚。87年から発表の場を名古屋に移し、91年に東京公演、97年に大阪公演を開始。以来、岐阜市内のアトリエを拠点に、年2回の三大都市公演を継続。ほとんどの作品が代表を兼ねる「はせひろいち」の作・演出。観客との想像力共有を計った戯曲と、関係性を再重視した演出論を武器に、演劇に残されたリアリティーを追求する。「細かい演劇」を名乗り、題材の柔軟さ、独自のエンターテイメント性で幅広い観客層を獲得している。93年池袋演劇祭優秀賞。95年と97年にシアターグリーン賞。01年には名古屋市民芸術祭賞を受賞。今年で創立20周年。

公演直前企画出演者所属団体紹介 3

劇団NANジャガー

奥田光正(俳優)、山田マキオ(俳優) 所属団体

1995年3月に旗揚げ。全身タイツや着ぐるみ等のコスチュームプレイを得意とする。緻密に構築された世界観の中に、「純朴だからこそ鋭くて恐ろしい真理」と「観客の戦意さえも喪失させる腰砕けのへなちょこギャグ」を同時に存在させる大胆な劇作術は、名古屋のピンポイントで注目を集めている。脱力系のおバカな笑いにくるんだ迷宮に観客を誘い込み、不思議な感触の演劇哲学を垣間見せる。そんな他に類を見ない独特の作風で名古屋小劇場界に一石を投じ続ける。が、誰にも気づいてもらえない。もっと大きい石を投げなきゃ駄目なのか。本拠地・名古屋。

公演直前企画出演者所属団体紹介 4

スエヒロ アンド ザ スローモースローガンズ

永野昌也(俳優)、大西おに(俳優)、まどか園太夫(俳優) 所属団体

名古屋在住で東京の劇団「tsumazuki no ishi」の座付き作家であるスエヒロケイスケを中心に、地元名古屋でスエヒロ作品をスエヒロの演出で上演することを目的で結成しようとしている(目下結成中、現在進行形)ユニット。スエヒロの諸々の事情により未だ旗揚げが果たせずにいるので、架空のユニットということで現在メンバーはバラ売り中で客演、クレヨン画家活動などを行っている。近年中に旗揚げを予定だが、予定は未定のアバウトユニットではある。が、少数精鋭の役者陣は名古屋では名の立つ永野昌也、大西おに、ヨコヤマ茂未、まどか園太夫の4名。

公演直前企画出演者所属団体紹介 5

劇団きまぐれ

長縄都至子(俳優・劇作家) 所属団体

昭和52年『毛皮のマリー』(寺山修司作、水野誠子演出・於、名演小劇場)にて旗揚げ。継続性よりもその一回の公演に燃焼し尽くすことを信念とし現在に至る。巨大な舞台装置、女性劇団らしからぬプロレス乱闘シーンなどパワフルな演技で絶大な観客動員数を誇り、80・90年代の名古屋演劇界に異彩を放った。近年は劇場を離れた演劇活動「まちんなか芸遊祭」に参加。産業技術記念館動力の庭での野外劇や、東区橦木町の伝統的日本家屋の座敷や庭を使った芝居を成功させている。特に最近はチェイホフやテネシーウィリアムスを題材としたオリジナル作品を発表、女性劇団ならではの繊細な作風で注目される。

公演直前企画出演者所属団体紹介 6

流山児★事務所

阪本篤篤(俳優)所属団体

“第二次小劇場世代”のリーダーとして疾走する流山児祥が、1984年小劇場運動の新たなる展開と横断的活動を目指すプロデュース事務所であり劇団でもある「流山児★事務所」を設立。実験性の中に真の大衆性を求めて、『ラスト・アジア』『青ひげ公の城』『ザ・寺山』『狂人教育』『盟三五大切』『ハイ・ライフ』など数多くの話題作を国内外で公演し、近年は国際的な評価が高い。流山児祥の演出200本目の記念すべき作品『ハイ・ライフ』で2005年愛知県芸術劇場演劇フェスティバル・グランプリを受賞した。

公演直前企画出演者所属団体紹介 7

少年王者舘(共催)

1982年天野天街を主宰として旗揚げ、名古屋を拠点として活動を開始。1984年以降はほとんどの作品を三都(名古屋・東京・大阪)で上演。作・演出を手掛ける天野天街による言葉遊びを多用した脚本、映像や音響を駆使してイメージを喚起させる手法、「死から生を見つめる視点」と評される世界観、メンバーの振付けする幾何学的ダンスなど、少年王者舘ならではの舞台に根強い人気がある。92年には劇団結成十周年を
記念して野外公演『高丘親王航海記』を公演、94年には天野天街監督による短編映画『トワイライツ』を製作、近年は公立文化施設からの公演依頼も多い。

公演直前企画出演者所属団体紹介 8

てんぷくプロ(共催)

1984年矢野健太郎、入馬券、小熊ヒデジらにより設立。1985年3月『月蝕歌劇団』(作・高取英)で旗揚げ。特定の作家、演出家を持たない役者集団として活動を開始。1988年アトリエ「金融品販売秘法館」を開設(2002年閉館)、民家を改築しながら独自の公演活動を展開する。「第1回NAGOYA演劇遊戯祭」(白川公園特設テント/1989年)の企画・運営中心団体としての活動や合同野外公演『プロジェクト・ルナ』(鶴舞公演普選壇/1991年)の開催、プロデュース公演の実施、劇団員による多方面への客演、演出など、その活動範囲は広い。本拠地・名古屋。

公演直前企画出演者所属団体紹介 9

tsumazuki no ishi(共催)

1990年「劇団ランプティパンプティ」解散後、寺十吾、木立隆雅、宇鉄菊三の三人を中心にプロデュース公演三部作を敢行、「“tsumazuki no ishi”とは集団の名前ではなく場所の名前である」をコンセプトに、様々なジャンルのアーティスト達のコラボレーションを中心に活動開始。92年劇団として再構築。寺十吾を作・演出として更に混沌とした舞台を繰り広げる。2000年スエヒロケイスケが作家として参加。02年『ガソリン・ホット・コーラ』(04年かながわ戯曲賞・佳作)で海外公演を実施。本拠地・東京。(スエヒロケイスケは03年『ウォーターウィッチ〜漂流姉妹都市〜』で第4回AAF戯曲賞優秀賞受賞。)

公演直前企画出演者所属団体紹介 10

KUDAN Project(主催)

1995年天野天街(少年王者舘)、小熊ヒデジ(てんぷくプロ)らが演劇ユニット「キコリの会」を立ち上げ、東京・名古屋で『くだんの件』を上演。1998年同作品を『劇終/OSHIMAI〜くだんの件』と改題し、台北・香港・名古屋・東京で再演。これを機に「KUDAN Project」が発足。各分野で活躍するメンバーが高い技術を持ち寄り、あらゆる表現要素を駆使し、実験的且つ先鋭的な手法を用いて舞台表現の可能性を追及する ことを目的として名古屋を拠点に活動を開始。以後、国内・海外での公演活動を実施し、全く新しい演劇体験として大きな反響と高い評価を得る。2003年には『真夜中の弥次さん喜多さん』で中国3都市(北京・ハルピン・重慶)連続公演を実施。2005年8月には一般市民参加による本企画『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』をプロデュース、2006年には東南アジア・ツアーを実施予定。

公演直前企画出演者所属団体紹介 11

NPO法人PAFA=ドラコーン・フェスティバル組織委員会(主催)

2005年の愛知万博開催に合わせ、NPO法人「パフォーミング・アーツ・フェスティバル・あいち(PAFA)」は、ドラコーン・フェスティバル組織委員会として、実りある国際舞台芸術祭を企画。「共生へのレッスン」をテーマに、国境や性別を越えてコラボレートする作品を、独自にプロデュース、制作し、上演する。作品は、演劇=「百人芝居・真夜中の弥次さん喜多さん」、俳句と現代音楽とダンス=「海馬の夢」、アラブの伝統舞踊=「忘れられた壁」の3作品。

公演直前企画出演者所属団体紹介 12

劇団「白馬の王子まち」

CO3(俳優) 所属劇団

“結局勝つのは自由人”がモットーの劇団白馬の王子まちです。客に優しくない芝居を女だけで展開しております。

公演直前企画出演者所属団体紹介 13

劇団回天木馬

上野真生子(俳優) 所属団体

回天木馬は、東京都内の小劇場を中心に活動している劇団です。既成創作問わず、リアルでハートフルな作品を上演しています。ちなみに宣伝部長キャラクターの名前は【めりー馬吉】☆

公演直前企画出演者所属団体紹介 14

演劇ユニットKOTORI

春田琴美(俳優) 所属団体

2003年7月に結成。”ことみ”と”えり”を融合してKOTORIとつけられた。二人は出会ってすぐに意気投合。その後、地元(名古屋)で活動することを決め、ユニットを結成した。きっかけはお茶してるときに「自分の都合のいい時間で芝居が出来たらな」の春日井の一言で今に至る。とにかく楽しく芝居するをモットーに活動。メンバーは主婦や社会人が多いが、年2回公演をしている。少女マンガを思わせる独特な世界観のある脚本が特徴。メンバーはコメディ好きが多いユニットである。

公演直前企画特別出演者紹介 1

つボイノリオ(特別出演)

愛知県一宮市出身。愛知大学在学中、CBCラジオの深夜番組に飛び入りで出演したのがキッカケで芸能界入りする。’70年「本願寺ぶるーす」でレコードデビュー。名古屋を中心にラジオパーソナリティとして活動。平行して歌手活動も行うが、社会風刺や下ネタ等を多用した過激な物が多く「本願寺ぶるーす」を始め「金太の大冒険」「極付け!お万の方」等多くが放送禁止指定を受ける。’85年つボイノリオ商店を設立。主な出演番組に「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「土曜天国」(CBCラジオ)、「つボイノリオの聞けば聞くほど」(CBCラジオ)、「のりのりだ歌謡曲」(CBCラジオ)、「おはよう子供ショー」(日本テレビ)、「プリンプリン物語」(NHK)等がある。1949年生まれ。

公演直前企画特別出演者紹介 2

知久寿焼(特別出演)

ちく・としあき。1965年2月10日埼玉県川口市生まれ。ギター、ウクレレの自作曲弾き語りを中心に活動。15人編成のパスカルズでは主にウクレレ、口琴を担当。 2003年10月に解散した「たま」の元メンバー。そのほか、CM音楽やナレーション、TV番組のジングルなどもときどきやってます。少年王者舘の公演にも出演経験あり。

公演直前企画特別出演者紹介 3

さねよしいさ子(特別出演)

シンガーソングライター。1965年東京生まれ。ノンフィクション動物学作家の実吉達郎を父に持つ。詩を書くことから始まり、高校時代から曲を創り唄い始める。90年4月『風や空のことばかり』でFOR LIFE RECORDSからデビュー。『おしゃれな気分できれいに歩こう』(福武書店)出版。演劇『イーハトーボの音楽劇・銀河鉄道の夜』(青山劇場)、劇団“遊機械全自動シアター”『こわれたがん具』出演。テレビCF歌唱多数。そののびやかな歌声とオリジナリティー溢れる音楽世界観が注目される。

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