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1960年愛知県一宮市生まれ。1982年少年王者舘旗揚げ、名古屋を拠点として全国的に活躍。演劇、ダンス、人形劇、コンサート、ファッションショー等幅広いジャンルの舞台演出を多数手掛ける傍ら、漫画執筆、デザイン・ワーク、エッセイ等の分野でも活躍。1998年より演劇ユニット《KUDAN Project》を始動、海外公演を開始する。2005年8月、愛知県勤労会館にて、出演者100名による『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』(原作:しりあがり寿、脚本:天野天街)を演出、2006年には『必殺するめ固め』(原作:つげ義春)を映画化予定。主な演出作品「御姉妹」「高丘親王航海記」「トワイライツ」「真夜中の弥次さん喜多さん」など。
※主な演出作品
【高丘親王航海記】(原作:澁澤龍彦、脚本・演出:天野天街)1992年少年王者舘結成十周年を記念して行われた野外劇(共催:七ッ寺共同スタジオ)。白川公園(名古屋・伏見)に両翼50メートル、奥行き100メートルの巨大なセットを配し、出演者50名を超えるダイナミックな演出は、天野の美学の一つの頂点を成し、各界の話題をさらった。
【トワイライツ】(監督・編集:天野天街)1994年愛知芸術文化センター、愛知県文化情報センター企画・制作による短編映画。国内各地での上映後は海外の映画祭にも出展され、オーバーハウゼン国際短編映画祭クランプリ(日本人初)、メルボルン国際映画祭グランプリを受賞するなど、映画初監督ながらも快挙を成し、映像の世界でも一躍国際的な注目を浴びる。
【劇終/OSHIMAI〜くだんの件】(作・演出:天野天街)1995年「キコリの会」で初演。1998年「少年王者舘KUDAN Project」として同作品で初の海外公演(台北、香港)を行う。以後、北京、広州、釜山等でも上演し、アジア演劇界に大きな衝撃を与えた、天野にとって初の男二人芝居。これを機に「KUDAN Project」の活動が開始される。第44回岸田戯曲賞最終選考にノミネートされ、戯曲としての完成度も高く評価された。
※受賞歴
【1994年】短編映画『トワイライツ』でオーバーハウゼン国際短編映画際グランプリ、メルボルン国際映画祭グランプリ受賞。
【1996年】第9回名古屋市青年会議所TARG賞文化部門受賞。
【1997年】第9回名古屋市文化奨励賞受賞。
【1998年】日本インターネット演劇大賞最優秀個人賞受賞。
【1999年】『劇終/OSHIMAI〜くだんの件』が岸田戯曲賞に最終ノミネート。
【2005年】第9回松原英治・若尾正也記念演劇賞受賞。名古屋演劇ペンクラブ賞受賞。
※天野天街◎最近の仕事
●トヨタ・子供とアーティストの出会いin愛知 愛知県一宮市の小学校で、トヨタ自動車による社会貢献プログラム事業でのワークショップ。(2004年11月)
●人形劇団むすび座 アトリエ公演『夜叉ヶ池』演出。(2005年5月)
●KUDAN Project 『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』脚本・演出。(2005年8月)
●流山児★事務所 『SMOKE 〜LONG VERSION〜』演出。(2005年11月)
(最終更新:2005年11月)