順を追って書いていこうとすると、途中で投げ出してしまうので、適当に思い出したことを書いていこう。
この企画は、ホンダのハローウッズというところによるものなのだけど、それを北海道十勝の高野ランドスケープ(うわあ、Webサイトぼろぼろだ…)というところが全面バックアップしている(合ってるかな?)。
参加者は計17名だったのだけど、うち半数以上はアタシと同様、企画者側であるニシヤマの誘いにより参加。
その他の人々も、この高野ランドスケープつながりだったりする人が多い。
その中に、大学で地質学を教えている先生とか、先に書いた崎野さん、それから高野ランドスケープの高野さんと、机上にもフィールドワークにも長けた「先生」が3人もいて、要所要所で説明してくれる贅沢。
おまけに、近くの集落で暮らす村のおっちゃん達もゲストで参加していて、この方たちの解説も加わる。
いちばん始めに「森づくり」の説明。
いぢわるな言い方をすれば、「説明」ではなく「言い訳」とも言えるかも知れない。
森やら自然なんて、人間が手なんか入れなくてもそのままそこに「ある」。
そこに手を入れて、木を伐採して、環境を整える、なんてのがそもそも「??」。
ここで変なこじつけやら、お題目を掲げられたら冷めてしまうところだったのだけど、「こちらからちょっかいを出して、積極的に関わっていくやり方もある」と崎野さん。
「ちょっかい」という言い方が良かった。
ほんとはちゃんとした説明もあって、そのひとつのキーワードとして「多様性」などが挙げられていた。
これはあとで「こんなエピソードも」という感じで聞いたもの。
ツインリンクもてぎとしてサーキットを作ってまあつまり自然を破壊したわけだけど、そこにオオタカやらの猛禽類が増えたという。
これはつまり、サーキットが「平野」となり、猛禽類にとってはネズミやらのエサを捕らえるための絶好の狩り場になったんじゃないか、と。
もちろん「だから良い」という話ではなく、猛禽類にとっては「いい話」だったし、ネズミにとっては「悪い話」。
でもまあ、そういうのも多様性のひとつかと。